うちにコロナウイルス陽性患者が出まして、初めて抗原検査をする機会が訪れました。
ここでは抗原検査キットの使い方についてまとめます。
コロナ陽性体験についての記事もご参考に。
どこに売ってる?
「よし、抗原検査やってみよう!」と思っても病院にかかるわけにもいかないので自分で購入することにしました。
近所のドラッグストアに行けばあるだろうと思っていたんですが、置いてあるところとそうでないところがあることがわかりました。
どこに売っているの?
決められた薬局じゃないと置いていないよ
調べてから薬局へ行こう
厚生労働省のホームページから全国で検査キットが置いてある店のリストが確認できます。
わたしが行こうと思っていたドラッグストアには残念ながらありませんでした。
でも行く前に検査薬が置いてある店舗がわかったので無駄足せずに済みました。
購入をご検討されている方は一度ご確認くださいね。
※ネット等でも販売されているようですが、ここでは一般の薬局で販売されている一般のキットについてレポートします。
今はネットでも同じものを購入できるようです。
いろいろな検査キットの種類が出ています。
キットの種類
薬局に行くと3種類のキットが置いてありました。
一番価格が安いものは売り切れでした。
一番高いのは新型コロナウイルス・インフルエンザウイルスの同時検査が可能な抗原定性検査キットで飛びぬけてお値段が違いました。
確か3,000円ぐらいだったと思います。
インフルエンザの検査は今回は関係ないので、新型コロナウィルス専用のキットを選びました。
お値段は1,500円ぐらいです。
とりあえず家族の人数分購入したら結構な金額になりました。
キットの中身
購入したのはニプロのVトラスト SARS-CoV-2 Ag(一般用)というキット。
第一類医薬品で一般検査薬になります。
キット内容
・スワブ(綿棒)
・テストカートリッジ
・抽出液チューブ
・ノズルキャップ
・廃棄用袋
箱を開けるといくつか入っています。
説明書が入っているのでそのとおりにやれば誰でも簡単に検査することができます。
入っているもの少ないし簡単に検査できそうだね
説明書もわかりやすくていいね
それでは説明書のとおりにやってみます。
検査の手順
①準備→②検体の採取→③検体の処理→④結果の確認という流れになっています。
ニプロの専用ウェブサイトに動画がありますのでそちらも参考にしてください。
①準備
外箱の裏面に抽出液チューブを固定するところがあるので、差し込みます。
この時、抽出液チューブのキャップは慎重にはずしておきましょう。
②検体の採取
スワブを出したら鼻腔に2センチ挿入、だいたいスワブのトップの部分が隠れるぐらいです。
鼻腔の粘膜に沿って5回転させて5秒静置し、引き抜きます。
片方の鼻が終わったら、もう片方も同様に。
③検体の処理
検体採取したスワブを抽出液チューブに浸し、スワブの先端をチューブの底と側面に押し付けながら10~20回転させます。
そのままスワブを1分浸します。
その後5~10回転させて、チューブを絞るようにスワブを抜き取ります。
ノズルキャップを抽出液チューブに取り付けます。
ノズルキャップを抽出液チューブに取り付けます。
溶液をテストカートリッジのサンプル滴下部に4滴落とします。
これで検査は終了。
あとは15分待つだけです。
④結果の確認
テストラインとコントロールライン両方にラインが出ると陽性。
コントロールラインのみラインが出ると陰性。
その他は無効。
まとめ
今まで病院でしか検査できないと思っていましたが、今回抗原検査キットを購入してみて、こんなに簡単に検査できるんだとわかりました。
使い方を知らないと不安になってしまいますが、知っておくと安心材料になります。
検査キットを購入すること自体ためらうこともあると思いますが、どういうものかわかればそれほど心配することはないですよね。
「コロナになったかも・・・」と不安に思ったとき、家にストックしてあればチャチャっと検査できます。
なかなか病院に行けないときでもひとまず検査してみることができるので便利です。
お出かけするときやリスクの高い人に会うとき、自分が陰性であることが確認できれば安心ですね。
キットはお安いものではありませんが、周囲の方にご迷惑おかけしないように自分でできる対策として一つの安心材料になると思います。