末っ子がクリスマスイブにコロナになりました。
家庭内で感染者が出ると家族は濃厚接触者に。
今では感染者に対する周囲の圧力はないようですが、病気に対する不安はすぐ隣にあります。
そんな不安が少しでもなくなればと思い、レポートにまとめます。
始まりはのどの痛み
初期症状はのどの痛みからでした。
これは「あの時の症状はこれだったんだな~」とあとから思ったことなので、のどの痛み=コロナというわけではないです。
本人は部活で叫びすぎてのどが痛いと言っていましたが、数時間たっても痛みがおさまらず。
その日の夜は寝ているときにせきが出ていて「ちょっと辛そう」という感じでした。
のどが痛いよ~
叫びすぎちゃったよ
今考えれば初期症状だったんだね
このご時世なので熱は都度測っていましたが平熱。
そのほかの症状なく、本人も元気だったのでその日は通常通りに過ごしました。
変わったことといえば…
クリスマスイブの日だったので、サンタさんへのクッキーとミルクを用意していたことぐらい。
わたしはすっかり忘れてましたが、小さいころからサンタさんが来る日には準備をするように子どもたちに言っていました。
子どもたちも大きくなってサンタシステムを理解しているようだったので、準備している姿がちょっと微笑ましかったです。
徐々に熱が上がって
次の日はクリスマス。
朝になってクリスマスプレゼントを発見し、喜んでいたムスコ。
プレゼントは事前にサンタリクエストしたものだったので、願い叶って嬉しそうにしてました。
休日ということでゆっくり朝ごはんを食べてのんびり。
そのうちにだんだんとだるさが出てきたようで、ゴロゴロしながら「つらい~」と言うように。。。
熱は数時間おきに測っていましたが、平熱のままでした。
この時は日々の疲れかな~ぐらいの気持ちでした。
なんかだるい
熱はないけどつらいよ~
一応病院行ってみようか
お昼を過ぎて昼食を食べたあと熱を測ると37.1℃。
なにかの加減で少し上がったのかなと半信半疑でしたが、とりあえず受診することにしました。
日曜日だったのでかかりつけのクリニックは休診。
休日診療があるなと思い、一番近い休日診療担当医院に電話。
クリニック側から受け入れに問題があってはいけないとのことで、受診時間を指定され、駐車場に着いたらまた連絡するようにとの指示がありました。
その電話から指定された時間までの1時間ぐらいの間に急激に体調が悪化。
家を出るころには38℃近くまで熱が上がっていました。
念のための受診と思っていましたが、早めに連絡してよかったです。
ひとまず熱の薬をもらってこようという気持ちで病院へ急ぎました。
休日診療 ~発熱外来~
病院の駐車場に着くと何台か車がとまっていて、車の中には人がいる状態でした。
同じような人がいるのかなと思いつつ、到着してすぐ抗原検査を受けました。
検査から結果が出るまでは15分ほど。
しばらくしてドクターと看護師さんが各車を順にまわってきました。
特に神妙な面持ちでもなく、ツラいね~って感じでドクターが話しかけてきて、1枚の紙を渡されました。
コロナ陽性の結果が出ました
ガビーン!
なにかの間違いでは??
え、コロナ陽性?
ウソでしょ~??何かの間違いでは???
とものすごく驚いていたら、ドクターもナースも「そうですよね~」って感じで、普通の風邪患者さんに接するように話しかけてくれました。
コロナかもと少し疑いつつ受診しましたが、まさか本当に陽性が出るなんて思いもしませんでした。
学校ではやっているとか、同じクラスや部活で出たという話もなくて、人の集まるところに行ったとか旅行の覚えもない。
いったいどこで感染したのか・・・本当に不思議な気持ちでした。
学校で感染するならもっと早い時期だろうと思っていたんですよね。
まさに青天の霹靂。
陽性のお知らせを見ながら、慌てて夫に連絡。
彼は慌てる様子もなく、
今買い物に出ているんだけど、何か必要なものない?
これから家にこもることになるから何か買ってくるものはないか聞かれました。
その日は午前中早々に1週間分の食料を調達していたところだったのでひとまずないと伝えました。
早めに買い物しておいてよかった~
ここから1週間おこもり生活の始まりです。
翌日からの仕事のことであれこれ連絡しないといけないな~と考えごとをしているうちに処方箋が出てきてお会計を済ませました。
クリニックでの受診について
すべて車内で完結します。1歩も外に出ることはありません。
問診から検査、ドクター診察、会計、処方箋の受け渡し等ひととおり済ますことができます。
お会計は市からの補助があるので500円(18歳まで)でした。
一般の成人にかかる金額は3000円程度です。
処方薬
お薬は病院の隣の薬局でもらえるので、着いたら連絡してくださいとのこと。
処方箋はすでにファックスされていたようで、電話で名前を言うと薬の説明とか必要な情報を聞かれました。
薬は薬剤師さんが車まで持ってきてくれました。
お薬代は無料ですよ
公費負担になります
そうなんですね~
ありがたいです
薬代は無料でした。
大人子ども関係なく無料です。
帰ってすぐに処方された薬を飲んで布団に入りました。
しばらくしてごはんを部屋まで持っていきました。
量はいつもより少なめにして、食べられるものだけ食べてねと伝えたのですが、完食。
食欲は思ったよりも落ちませんでした。
診断の状況
病院でいただいたコロナ陽性のお知らせをよく読んでみました。
新型コロナウィルス感染症と診断された方へ 診断日:○○年〇月〇日 〇〇様 新型コロナウィルス感染症と診断しました。 あなたは発生届の(□届出対象・□届出対象外)です。 あなたの療養開始日は、発症日の〇〇年〇月〇日です。※未記入の場合は診断日 医療機関名:○○クリニック ・・・・ ~長野県で配布されているパンフレットより
診断日は受診した日(2日目)、発症日はのどの痛みを訴えた日(1日目)になっていました。
療養開始日は発症日になっていて、療養期間は発症日(症状が出た日)を0日目として7日間になります。
ちょっとややこしいですね。
療養開始日はゼロ日だから
感覚的には正味8日間、
9日目から解禁ってカンジかな
クリニックで最終日を記入していただいていたのでわかりやすかったです。
※通常は書かれてないと思います。
夜、何度か寝ている様子を見てました。
とてもしんどそうでしたが、よく寝ていました。
この日はお風呂は入りませんでした。
症状の変化の流れ
ここからは三日目(療養期間2日目)以降の症状について書きます。
三日目(療養期間2日目)
この日から飲み物の要求が増えました。
熱もまだあったのでどんどん水分補給してもらいました。
スポーツドリンク2リットル入りを2本開けていたので、おそらくとりすぎですね。
朝食後に少し体調が良くなったのか「ゲームしていい?」って聞かれたんですが、オットからは「No」と言われていました。
36℃台に熱が下がったらねということでゆっくりしてました。
お昼には体調がだいぶ戻ってきたようで、トイレに行くようになったり、あれが欲しいこれが欲しいという要求の言葉が聞かれるように。
薬が効いて熱が下がってきて、目に見えてどんどん回復していきました。
平熱程度になってきたのでタブレットはOKになりました。
夜にはお風呂に入ってスッキリ。
ちょっと遅くまでユーチューブ見たり、コミックス見たり、結構自由に過ごしていました。
この日、学校から連絡があり、次の日の授業を学校タブレットで受けられることになりました。
タブレットや荷物は先生にまとめてもらい、学校まで取りに行きました。
次の日は年内最後の授業だったので、体調をみながらオンライン授業に参加することにしました。
四日目(療養期間3日目)
体調良く、昨日持ち帰ったタブレットで授業を受けていました。
学校が大好きみたいで、こもってばかりの日々から解放されて嬉しそうでした。
スポーツドリンクは飲み過ぎっていうぐらい飲んでました。
大好きなリンゴもたくさん食べてます。
五日目~六日目(療養期間4~5日目)
ここからはほぼ変化がなかったのでまとめます。
動けるようになってきたようで、もてあますようになってきました。
熱は上がることなく、ご飯もたくさん食べています。
このころには配膳の片づけは自分でしていました。
七日目(療養期間6日目)
たまにせきやくしゃみすることはありますが、症状ほぼありません。
早く療養期間を終わらせたくて抗原検査キットで検査することにしました。
残念ながら結果はクロ。
もうしばらくゆっくりすごそうねと最終日の療養期間満了を迎えることになりました。
食事
食事の記録です。
写真は一部ですが、結構食べていますね。
朝はパンだったり、ご飯だったり。
バナナとみかん、ヨーグルト、納豆はマストです。
(あくまで本人の希望)
普段から乳酸菌多めがお好みで朝晩の納豆は日課みたいです。
このほかに飲み物やおやつも食べていました。
濃厚接触になったら
家族にコロナ感染者が出ると同居の家族は全員ほぼ濃厚接触者になります。
わたしとオットは会社員なので、自分が濃厚接触者になった場合、定められた期間出社することができません。
わたしの勤務している会社もオットの勤務している会社も、以前までは濃厚接触になった場合、公休扱いになっていたのですが、現在そのシステムはなくなって、休暇扱い(有給休暇使用可)となっています。
有給休暇にしなければ「欠勤」になってしまうため、有給休暇を使わざるを得ないですね。
お子さんがいる家庭だと、学校行事や子ども関連で仕事を休むことは少なくありません。
特に小さいお子さんはよく病気します。
毎年いただく有給休暇の日数をほぼ子どものために使っている状況の中でこの消化はかなり厳しい。
症状が悪化していて看病のためお休みする期間はいいとしても、心配ない程度に回復してきてもお休みしないといけないというのは。。。
あとは会社によって判断がまちまちだと思いますが、出社の前に抗原検査をして陰性でないと出社不可とか、それぞれ勤務している会社のルールがあると思いますので、わからなければ会社の上司や総務等の部署に相談されたほうが良いと思います。
👇抗原検査についてはコチラの記事をご覧ください。
まとめ
おそらくうちの末っ子は軽く済んだほうだと思います。
食べることは回復にとってとても大切。
わたしはすぐ食欲なくなるほうなので回復に時間がかかります。
無理やり食べるのもよくないと思いますので、水分をしっかりとって少しでも回復できるよう休養することが大事になりますね。
新型コロナウィルスについてはこれまで対応の仕方やルールがどんどん変わってきました。
この先も変わっていくと思います。
現時点ではまだ病院での扱い方、濃厚接触者への対応は上記のとおりですが、今後はさらに緩和の方向に向かうと思います。
だって、こんなに休んでたら日常生活に支障が出ますしね。
今回かかったクリニックの対応は困ることはありませんでしたが、他のクリニックにかかった人からは、車の中で数時間待たされ(その間いつ診療になるかわからないので家で待機は不可)、検査に時間がかかったり、診断があってから会計を待たされ、さらに薬局でも待たされたと聞いています。
ただでさえ体の調子が悪くやっとの思いで病院にかかっているのにこのような対応では困りますよね。
でも、クリニック側に落ち度はないと思います。
患者が殺到している状況だったり、人手不足、経験不足、煩雑な手続きなどいろいろあるでしょうし。
コロナが怖い病気でなくなればそれが一番ですね。
特効薬は出ているようなので、供給が安定すればインフルエンザと同等の扱いになるかもしれません。
確かに病気は怖いですが、以前のような生活ができなくなっているのは事実。
子どもたちが青春満喫できるような世の中に早くなってほしいです。